本文へ移動

NEC Visionary Week みどころ紹介 DXテクノロジー編
最新DXテクノロジーの「進化」と「深化」を理解し、ビジネスに活かす

EVENT OVERVIEW 開催概要

  • 形態
    事前申込制によるオンラインイベント
  • 開催日時
    ライブ配信 9/13(月)~ 9/17(金)
    オンデマンド配信 9/13(月)~ 9/30(木)

DX技術の最新トレンドに加え、ビジネスや業務への活用法を提示

 世界中の企業が、デジタルトランスフォーメーション(DX)に対する取り組みを加速させている。この背景には、DXを支えるテクノロジーの急速な「進化」と「深化」がある。進化とは、テクノロジーの段階的な発展のこと。一方の深化とは、テクノロジーの進化に伴って適用領域が広がることを意味する。

 DXで新たなサービスやビジネスモデルを創出する際には、こうしたテクノロジーの進化と深化の両方を理解することが必要不可欠となる。

 そこで「NEC Visionary Week」では、AI(人工知能)や5G、生体認証といった最新のDXテクノロジーのトレンドに加え、「ビジネスや業務にどう活かせばよいのか」について、実例を交えながらわかりやすく解説するセッションを多数用意している。

 その1つがNECの顔認証技術の“生みの親”として知られる今岡 仁が登壇する[BS-03]ビジネス変革を約束する最新DXテクノロジートレンド(9月13日)だ。このセッションでは、Forbes JAPAN Web編集部編集長の谷本 有香氏をモデレーターとして迎え、現在NECのデジタルテクノロジーを統括する今岡が、最新テクノロジーのトレンドとビジネスへの適用について紹介。生体認証はもちろん、AI/アナリティクス、5G、DXプラットフォーム(クラウド、セキュリティ)などのテクノロジーの本質を解説した上で、それぞれがどのようなビジネスシーンで活用できるのかを解き明かしていく。

(左)NEC NECフェロー
今岡 仁
(右)Forbes JAPAN Web編集部 編集長
谷本 有香 氏

 さらにDXテクノロジーの新たな適用分野として有望視されているヘルスケア・ライフサイエンスの領域における活用方法を紹介。このほか、将来のテクノロジーとして期待が高まっている量子コンピューティングについても、その仕組みや活用方法をわかりやすくひも解いていく予定だ。

社会基盤に5Gを実装することで切り拓かれる「未来」とは

 それぞれの技術にフォーカスを当てたセッションも多数用意されている。昨年サービスが開始され、約1年たった5Gに焦点を絞ったセッションの1つが[PD-13]5G/Beyond 5Gへ向けたネットワークが切り拓く未来(9月15日)だ。

 5Gには大容量、低遅延、多接続という特性があり、これらを活かした数多くの新サービスが創出されていくはずだ。このセッションでは、5GをリードするKDDIとNECが5Gを含めたネットワークが未来をどう変え、社会価値を提供していくのか、さらにはBeyond 5G(5Gの次世代)に向けた最先端技術についても語り合う。

 5Gは新たなサービスの創出を加速するだけではない。ほかのデジタル技術と組み合わせることで、社会の隅々まで浸透し社会基盤として重要な社会インフラとなり、すべての人がデジタルの恩恵を享受できるようになる。

 既にNECではローカル5Gの商用サービスを開始しており、実用化に向けてさまざまな事例をお客様やパートナーとの共創を通じて推進している。スマート工場や高精細映像監視、重機の遠隔操縦・自律施工などはその一例だ。この具体例が披露されるのが、[PD-14]5Gの社会実装によるSDGsへの貢献(9月15日)というセッションだ。

 このセッションには、シンクタンクであるソフィアバンクの代表である藤沢 久美氏と多彩な業種のお客様と5Gを活用した共創活動を推進してきたNECのキーパーソン新井 智也が対談。SDGsの達成はあらゆる企業が高い関心を持っているが、昨今では社会課題解決と事業機会が結びついている。

 この両者実現に向け、AIとネットワークを組み合わせた技術革新やお客様との共創を通じた5Gの社会実装を進めるNECの取り組みを紹介する。さらに、実際にNECと共創を進めている4社の企業から、それぞれの取り組みがビデオメッセージとして語られる。先進的な企業の取り組みや考えが聴ける重要な機会となるはずだ。

米ロッキード・マーチン社の宇宙船開発を支えるNECのAI技術

 AIもさまざまな課題解決や新たな価値創造を実現するテクノロジーとして、注目されるテクノロジーの1つだ。特に製造業では、高品質製品の安定製造、製造ラインの故障予知、異常動作の原因解明といった長年の課題を解決する手段として期待を集めている。

 米航空宇宙局(NASA)の有人月面着陸計画の宇宙船「Orion」を製造する米ロッキード・マーチン社も、このような課題を抱えていた企業の1つだ。同社はNECのAI技術を、よりスマートな宇宙船製造を目的に、15万にも及ぶセンサーからのデータをモニタリングするAIプラットフォーム“T-TAURI”に組み込んでいる。 [PD-21]再び月へ夢を運ぶ~宇宙船Orion開発を支えるAI技術とは~(9月17日)というセッションでは、宇宙飛行士やミッション全体の安全性をサポートするAIの役割など、高品質製品の安定的な製造、製造ラインの故障予知においてAIが果たす重要な役割について本プロジェクトにかかわっている米ロッキード・マーチン社のエンジニアとNECの担当者が熱く議論を交わす。また、本AI技術が宇宙分野にとどまらず、ほかの製造業へどのように導入されているかについても紹介する。

 このほかにもAI関連では、意思決定をAIで支援・自動化することをテーマとした[PD-19]データから「意思決定」を導く!ビジネス価値に直結する最適化とは(9月16日)、AI活用の有識者がデータガバナンスやML Opsの在り方を議論する[PD-22]“データとAIで企業を支える” データガバナンスとML Opsの考え方とは(9月17日)など5つのセッションが開催される。

【PD-23】デジタル時代のデータサイエンティスト育成と人材戦略(9月17日)
【PD-27】「納得」を生む因果分析で変わる、広告戦略の最前線(9月17日)
【BS-11】AIでデータ活用の常識を変える、データドリブンDX(9月17日)

 5GやAI以外にも、さまざまなキーテクノロジーに関するセッションが目白押しだ。生体認証をテーマとしたセッションでは、世界最大の航空連合であるスターアライアンスのCEO(最高経営責任者)であるジェフリー・ゴー氏と成田国際空港の取締役である宮本秀晴氏が登壇する[KN-05]航空業界のデジタル変革 ~心に残る顧客体験創出へ~(9月16日)などを用意。このほかにも、セキュリティやクラウド、量子コンピューティング、スーパーコンピュータをテーマとしたセッションも多数開催する。これらを聴講すれば、DXテクノロジーの最前線とその可能性を理解できるはずだ。

【BS-07】【ワークショップ】NECセキュリティスキルチャレンジ(9月15日)
【BS-08】ビジネス変革を加速~クラウド基盤活用の潮流と未来~(9月16日)
【PD-15】プロフェッショナル対談・データ管理再考~新たな時代に求められるデータガバナンスとはなにか~(9月15日)
【PD-16】After/With コロナにおけるJAL DX戦略について(9月16日)
【PD-18】事例で解る量子コンピューティングとAI技術の相乗効果(9月16日)
【PD-28】ベクトル型スパコンで未来を予測し安全・安心な暮らしへ(9月17日)

    RELATED 関連記事