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2018年11月28日

「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2018」レポート

リードタイム短縮で製造業の継続的な成長を支援

 製造現場の課題解決には、デジタルデータの活用が不可欠です。IoTを活用することで、工場内のモノの流れの可視化、リードタイム短縮による在庫削減や納期遵守、生産性向上、さらには、モノの流れのデータとERPシステムとを連携させ、タイムリーな現場の実態(実力値)に即した生産計画に役立てることが可能になります。「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2018」では、Connected Manufacturingとして、デジタルデータの活用により製造業の継続的な成長を支えるソリューションを紹介しました。

Connected Manufacturingブースの様子
AIを活用したDX Factoryなども紹介され、来場者でにぎわいました

IoTで製造現場のモノの流れを可視化

 RFIDタグ、センサー、カメラなどのデバイスから得られた情報を収集、分析して業務に役立てるIoT。適用範囲は幅広く、工場内のモノづくりに活用する動きが広がっています。製造業では製造プロセスの見直しが絶えず求められ、生産性の向上、リードタイム短縮は大きな課題です。

 リードタイムを短縮すると無駄な在庫が減らせるとともに、部材などの購入から製造・加工、製品出荷、代金回収までの時間短縮が可能になり、キャッシュフローを増やすことが可能になります。

 製造でのリードタイムを短縮するには、現場の見える化がポイントになります。部品倉庫からの払い出し、製造・保管、製品倉庫から出荷といった製造プロセス、つまりモノの流れの無駄を見つけ改善することなく、リードタイム短縮は達成できないからです。

モノづくりIoTソリューションで変わる製造現場のイメージ
製造工程の模型とモノの流れをIoTデバイスで可視化する様子を再現しました

 NECでは、こうしたモノの流れを可視化し、リードタイム短縮を支援する「モノづくりIoTソリューション」を提案。RFIDタグやセンサー、ビーコン、カメラなどのIoTデバイスを用いてモノを識別し、モノの位置情報と時刻情報を組み合わせて管理することで、モノの流れを把握します。

 例えば、製造工程間で滞留していることが明らかになった場合、設備の稼働状況や作業者のスキルなどから、淀みの原因を遡及し、現場での改善を推進します。場合によっては、生産計画や出荷計画が原因で、大きな淀み(製品在庫)を生み出している場合もあります。また、購入した部品が部品倉庫で何日も滞留していることが明らかになった場合、その原因が製造・加工プロセスの遅れにあるのか、単に余分に買い過ぎただけなのかを究明し、改善することでキャッシュフローの改善を図ることが可能となります。

 そのうえ、改善の状況や現場力を可視化することで、さらなる改善活動の推進による生産性向上にも役立てられます。

「モノづくりIoTソリューション」の位置づけ
生産計画からフィードバックまでの業務全体におけるソリューションの対象領域
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製販データの一元化で製造のリードタイムを短縮

 モノづくりIoTソリューションを利用し、改善されたリードタイム、基準在庫数などの現場情報を活用し、生産計画の立案・遂行といったマネジメントや意思決定を支援するのが、ERPシステム「EXPLANNER/Z」です。

 販売・生産・原価・債権・債務・会計の6つの機能をオールインワンパッケージとして提供。グループ企業のデータを一元管理し、外部企業とのデータ連携が行えます。

ERPシステム「EXPLANNER/Z」
販売・生産・原価・債権・債務・会計の6つの機能をパッケージして、マネジメントの意思決定をサポートします

 販売部門と製造部門の情報が一元管理でき、製造部門は販売部門の商品受注情報をリアルタイムに把握して生産計画を立案するなど、情報リードタイムの短縮が可能です。

 また、グループ企業間では部品などの発注と同時に受注が計上されるなど情報の連携による製販のリードタイム短縮や、在庫情報を元にした生産計画の立案など、製造のリードタイム短縮を強力に支援します。

 モノづくりIoTソリューションを活用して改善された現場情報(リードタイム、在庫数)をERPシステムにフィードバック(ERPのマスタ情報に反映)することにより、現場の実力値にあわせた、高精度の生産計画が立てられます。その現場の実力値にあった生産計画にてモノづくりを行い、モノづくりIoTソリューションで次の改善ポイント(ボトルネック)の発見・改善を行い、現場情報をマネジメント側(ERP)にフィードバックを行う改善の流れを継続することで、リードタイム短縮を推進するPDCAサイクルを構築できます。

 NECでは、製造プロセス全体をデジタル化し、リードタイム短縮のPDCAを回す仕組みの提供を通じ、製造業の継続的な成長を支援しています。

「モノづくりIoTソリューション」と「EXPLANNER/Z」
現場系ソリューションとマネジメント系ソリューションを適切に活用することで製販全体のリードタイムの短縮を実現します

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