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2018年11月26日

「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2018」レポート

AIやVRを活用して業務スタイル改革を加速

 企業では働き方改革が最重要課題に挙げられ、さまざまな取り組みが続けられています。近年は、人手に頼っていた定型作業をAIなどのデジタル技術に任せ、人は新たな価値創造に注力するといったワークスタイルが浸透し始めています。「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2018」では「ひとりひとりの力を最大限に引き出すための働き方改革」をテーマに、AI、VR、ビデオ会議などのデジタル技術を活用したソリューションを紹介しました。

働き方改革ブース
AIやVRなど最新のテクノロジーがさまざまな角度から業務負荷を軽減します

AIが作業を代行し、人は価値ある仕事に集中

 かつてはSFやゲームの世界の出来事と思われていたVRやAIがビジネスの世界に入り込み、業務スタイルの改革を実現する時代がやってきました。ビジネスチャットや音声スピーカーでやり取りされる会話の内容をAIのテキスト含意認識技術で解析し、的確に返答することも可能です。

 AIを活用した業務スタイル改革ソリューション「AI for Work Shift Support」は、AIが煩雑な作業を代行し、仕事に必要な情報をレコメンドすることで、人は価値を生む仕事に集中できます。例えば、顧客訪問に伴う交通費精算をAIが代行することで人は別の仕事に専念できたり、訪問先での顧客引き合いにその場でAIが在庫を調べ、即商談を進めることができます。

「AI for Work Shift Support」
AIとの自然な会話のやりとりが実現するほか、人が探しにくかった人材やナレッジ情報なども提供し、社内共創を加速させることが可能です

 VRのビジネス利用も進んでいます。法人VRソリューション「Virtual Work Place」は、複数の人がVR空間でコミュニケーションを取りながら共同作業が行えます。共同作業に参加する本人の分身とAIのアバターがVR空間で会議を行う際、3次元画像などを用いて分かりやすく説明したり、AIに依頼して会話の内容をテキストに変換し、議事録を作成したりするなど、人とAIが対話しながら協働するワークスタイルが可能です。

 AIとVRが連携する会議のほか、共同の設計作業やトレーニングなどにも適用できます。VRを活用することで、社員はわざわざ施設まで足を運ぶことなく遠隔からの参加も可能になります。

「Virtual Work Place」デモの様子
実際にVR機をつけてVR空間でのAIアバターとのコミュニケーションを体験
「Virtual Work Place」で体験できる仮想空間
自分もAIもアバターとなるため、自然なコミュニケーションが可能になります

クラウドとモバイルを基盤に、企業間・企業内の共創加速化を提案

 複数企業のメンバーで構成されるプロジェクトの場合、会議のための部屋の確保や参加者のスケジュール調整、移動時間などで手間がかかることは多くの人が経験済みです。こうした課題をデジタル技術で解決するのが「仮想プロジェクトルーム共創ソリューション」です。モバイルデバイスでも利用可能なコラボレーションサービス基盤として、ビデオ会議サービス「Zoom」、ファイル共有サービス「Box」を活用し、場所や時間に制約されることなくプロジェクトを効果的に進めることができます。

「仮想プロジェクトルーム共創ソリューション」
企業間・企業内におけるプロジェクト環境をセキュアかつ効率的に実現します。

 また、共創ソリューションでは、参考出展としてビデオ会議の会話の内容を音声認識し、字幕にテキスト表示する自動翻訳議事録を展示。会話の相手が外国人の場合、日本語の会話を外国語に翻訳して字幕に表示することも可能です。こうした企業内のビデオ会議やコラボレーションなどのインフラとして注目される次世代の無線通信、sXGP方式によるプライベートLTEを参考出展しました。

自動翻訳&議事録化のデモ(参考出展)
会議中の会話をリアルタイムで翻訳し、Zoom上の字幕で表示するデモを紹介しました

 仮想プロジェクト共創ソリューションのように、クラウドとモバイルをフルに活用して新たな働き方を推進できます。NECでは、社外から内線電話番号に発信し、社内のプロジェクトメンバーとタイムリーにコミュニケーションできる「モバイルワークソリューション」を用意。また、マルチデバイス、マルチクラウド環境に対応するモバイルワークプラットフォーム「モバイル基盤サービス Workspace ONE」の活用など、社内実践のノウハウを活かしながら、新たなワークスタイルを提案しています。

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