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地方創生現場を徹底取材「IT風土記」

宮城発 ツイッターから人気スポットを発掘 SNS分析を地域振興に活用

2017年06月28日

NECおススメITソリューション|宮城篇

 白石市の宮城蔵王キツネ村の人気、すごいですね。ソーシャルメディアは、従来のメディアとは異なったチカラを持っています。人に伝えたくなるようなユニークな価値をもった情報であれば、じわじわ勝手に広がって、どんどん人が集まってくる。たとえ宣伝広告にお金をたくさんかけられなくても、知恵で成功を呼び込むことができる時代なのですね。

 ソーシャルメディアの書き込みは、観光地の振興を考えている人たちにとっては、まさに宝の山。観光客が何に興味を持ち、どこに足を運び、どんな体験をし、どんな消費行動をとっているか。書き込みをひとつひとつ読んでいくのももちろん大切ですが、記事中でも紹介されているNECソリューションイノベータのソーシャルデータレポートサービスを使うことで、より深いファインディングスが得られるでしょう。例えば、ソーシャルメディアの書き込みに、GPSデータをマッチングさせることで、観光客の動きを地図上で「見える化」してみると、これまで思いもよらなかった周遊ルートのアイデアがわいてくるかもしれません。

ソーシャルデータレポートサービス活用案

  • 気温や天候による顧客行動の違いがわかる:季節性を考慮したタイムリーな施策設計のヒントに
  • 性・年齢・国別で顧客行動の違いがわかる:より細やかなおもてなしのヒントに
  • 人気スポット/お土産アイテムがわかる:プロモーション施策立案のヒントに

 ソーシャルメディアをいかに有意義に活用するか。知恵で成功を呼び込める時代だからこそ、情報分析にはしっかりとした体制と仕組みが必要ですね。

 それにしても、キツネの「モフモフ」が気になります……モフった後に白石城を見て白石温麺を食べたい……!

1997年に復元された白石市のシンボルでもある白石城

 次回は秋田県の取り組みをお届けする予定です。

(By NEC IT風土記編纂室 R)

産経デジタル SankeiBiz編集部
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