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2016年10月03日

日々激しさを増すサイバー攻撃にいかに対抗するか
──サイバーセキュリティの新たなガイドラインとNECの取り組み

セキュリティ対策の入り口としてのアセスメント

 社内での長い取り組みによって蓄積された知見やノウハウは、お客様に提供しうる「価値」となる。「長年社内のセキュリティ強化に取り組んできた経験を、多くのお客さま企業のサイバーセキュリティ対策に役立てていただくことが、セキュリティに関する様々なコンサルティングサービスを提供する私たちの役目です」と青木は言う。

 例えば、セキュリティリスクを分析するアセスメントサービスは、そのようなお客様への価値提供の入口となるサービスである。

 「アセスメントを行うことで、お客さまのセキュリティの課題を洗い出し、さらにそれに対するセキュリティ対策までをご提示しています。多種多様な業種への知識やシステムに関するノウハウによって、それぞれのお客さまに最適なセキュリティ提案ができることがNECの強みであると考えています」(青木)

 セキュリティリスクの見える化、対策の立案、費用対効果を加味したソリューションの提案、そして、それを実行する──。その一連のサービスをまとめて提供できるのは、そのすべてのプロセスのすべてに社内で根気強く取り組んできたからだと、早川と青木は口を揃える。

 「NECは、“社会ソリューション事業”を中心として社会に貢献していくという目標を全社的に掲げています。ICTの知見や幅広いサービスによって社会のさまざまな課題を解決していくこと。それが私たちの役割です。サイバーセキュリティ対策のサポートもまた、社会の安心・安全の実現に貢献する活動の一環であると私たちはとらえています。今後も現場の一担当者として、ソリューション、情報、仕組みなどをご提供しながら、セキュアな社会の実現を目指していきたいと思います」(早川)

NEC サイバーセキュリティ戦略本部 早川(左)、青木(右)

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