wisdom特別セミナー/オンライン開催
New Normal時代、
これから100年続く持続的なまちづくりのヒント
世界的なパンデミックの影響は、私たちの環境を一変させました。いわゆる「三密」を避けるため、ビジネスも教育もオンライン化が進みました。テレワークを導入する企業が増え、都市部から地方や郊外へ移り住む人も増加しています。新しい生活様式が取り入れられる一方で、外出の自粛によって、まちの様相も以前とは様変わりしつつあります。今後は、オンラインとオフラインをいかに混在させながら、まちの成長と感染予防をどう両立していくかが重要となってくるでしょう。
とはいえ、変わらないもの、失ってはいけないものがあります。これまで培ってきた文化や歴史、自然との共生、コミュニティを通じた人々の絆――。これまで受け継いできた価値をベースに、いかに持続的な日本独自のまちづくりを目指していくべきなのでしょうか。本セミナーでは、有識者の講演や企業の取り組み事例を通して、さまざまな視点から持続的なまちづくりや新たなビジネス、価値提供のヒントを考えます。
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wisdomではセミナー、ワークショップなど最新トレンドやビジネスのひらめきに役立つセミナーやワークショップを定期的に開催しております。 次回開催のご案内させていただきますので、ぜひMy NECにご登録ください。
講演概要
- ※ 講演内容およびタイムスケジュールは変更になる可能性がありますのであらかじめご了承ください。
14:00~14:55
西新宿地区のまちづくり
~オープンスペースの改善と利活用、デジタルを活用した都市サービスへの挑戦~
2010年、超高層ビルが建ち並ぶ西新宿地区の地権者等を中心に、まちづくり組織「新宿副都心エリア環境改善委員会」が発足しました。既存ストックである道路や公園、公開空地等のオープンスペースを改善、利活用することにより、エリア全体の賑わいや回遊性、防災性能の向上を実現しています。近年、その都市空間において、社会課題に対応した都市サービスを実装すべく、5Gを活用した自動運転タクシーの実証実験等を展開しています。リアルな都市空間の改善とデジタル等技術やサービスの融合による、今後のまちづくりのあり方についてお話します。
15:00~15:55
これからの「フェーズフリー」なまちづくり
コロナ禍でNew Normal時代を迎えた今、「フェーズフリー」という言葉が注目を集めている。「日常時」と「非常時」という2つのフェーズの制約から自由であることを目指す概念であり、災害の被害から大切な人を守り、安全・安心な社会をつくることを目的とした、新しい防災の考え方。
行政や民間企業の間では、この概念を取り入れた商品開発やまちづくりが本格化している。
フェーズフリーは、New Normalのまちづくりをどう変えるのか。
その提唱者であるフェーズフリー協会の佐藤 唯行氏に、NECの山本 啓一朗が話を訊く。
16:00~16:55
私達に本当に必要なこれからのまち・働き方・生活・経済を考える
新型コロナの下では出歩く人の減少や産業の衰退、テレワークが進み、都市部から地方や郊外へ移り住む人の増加し、人の都市間移動もコロナ前と比べ、少なくなりました。
このようなライフスタイルなどの人々の変化を受けて都市、地方のまちづくりは何を目指していくべきなのでしょうか?
また、ワクチンの開発、接種が進む中、コロナ後を見据え、どういったまちを目指し、どんなまちづくりをすべきなのでしょうか。
自治体や政府、民間企業それぞれが共創して目指す新たなまちづくりの在り方を考え、
聴講者のみなさまへ新たなビジネスや価値提供の仕組みづくりのヒントを提供します。