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リテールテックJAPAN2017レポート

AI・IoTで創造する、新たな顧客体験と持続的な店舗運営の実現

2017年03月13日

経験が浅い従業員の「困った」に応える!「AI・AR」で業務支援

 多くの店舗では、人手不足が課題となっています。働き手が集まらず、アルバイトや外国人に頼らざるを得ません。経験の浅い従業員は、不明な点があるとコールセンターに問い合わせますが、コールセンターも人手が足りない状況です。

 そこで、今回AIとAR(Augmented Reality:拡張現実)を組み合わせ、店舗の様々な困りごとを解決する業務支援アプリ「AI・AR店舗業務支援」を紹介しました。

 たとえば、コンビニエンスストアの新人アルバイトが、コーヒーマシンが作ったコーヒーの味が薄いと気づいた時、問題を解決するために、AI・AR店舗業務支援アプリを使うとします。アプリ起動時に店員を顔認証で識別しログイン。AIが質問に自動応答し、チャット形式でコーヒーの味に異変が起きた原因を突き止めます。さらにアプリのAR機能により、機器の操作箇所をわかりやすく指示します。このように、AIによる自動応答とARを使うことで、直感的な対話を実現し、店舗における人員不足や業務運用の課題を解決します。

AIとARによる直感的な業務支援
コーヒーマシンのトラブルをAIとARで解決

IoTにより効率的な検品と輸配送を実現。速く・正確に・ムダなく商品をお届け

 Amazonの「プライムナウ」や楽天の「楽びん!」のように、注文してわずか数時間で買ったものが届く時代。多品種の商品を正確に、できるだけ速く届けることがCX向上につながります。

世界一の画像認識技術で、出荷検品業務の効率化と品質確保を実現

 リテールテックでは、物流に不可欠出荷検品のプロセスを効率化するソリューションを紹介しました。検品対象品を予め登録した商品の画像・重量情報と照合し、バーコードやRFIDタグがなくても、画像認識技術で品目と数量を瞬時に特定します。画像認識技術を使用し、これにより、検品業務にかかる人的工数を大幅に削減するほか、ヒューマンエラーを防止し、出荷品質の向上に貢献します。

画像認識で品目と数量を特定

端末の在庫情報をIoTで可視化。収集したデータで最適な配送を実現

 現在、IoTの活用により、従来にない物流革新が可能になっています。ここでは、全国各地にある自販機を例に、端末の在庫情報をIoTで可視化し、その情報をもとに最適な配送を実現するソリューションをデモで紹介しました。

 自販機の在庫状況が画面に表示され、どこに何が何個あるのか、リアルタイムで在庫情報を可視化し、共有することができます。在庫情報をもとに最適な配送ルートを計画し、配送中はリアルタイムな進捗状況の確認が可能です。目的地周辺では、MAP上に表示をされた情報をもとに、トラブルや迷うことなく、確実な配送が可能です。

 一連の流れにより、ムダなくムリなく配送することにより、配送コストや販売機会ロスの削減につなげることができます。

自販機の販売データを活用し配送ルートを最適化

 このように、利便性やおもてなしを追求した顧客体験だけでなく、人材不足やエネルギー問題などさまざまな社会課題に向き合い、サスティナブルな産業基盤を築いていくことがこれからの店舗には求められています。そのためにNECは、IoTやAIを活用し、人やモノ、プロセスをつなぎ新しい価値を提供するバリューチェーンイノベーションの実現に取り組み、豊かな暮らしと社会を作っていきます。

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