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2016年03月28日

地方創生現場を徹底取材「IT風土記」

京都発、ICT授業の効果は? 初の”見える化”にチャレンジ

NECのおススメITソリューション|京都篇

 今、教育の現場はIT活用によって大きく変わろうとしています。電子黒板やタブレットの導入、そしてそれらを使うことで得られる生徒たちの学習データ(ビッグデータならぬ“ディープデータ”)の活用など、子どもたちの力を引き出すための試みがはじまっています。

 私たちNECグループは最先端のITで、教育の明日を創る一助となるべく、教育現場の皆さんの熱い想いに応えられるように、創造性豊かなソリューションをお届けしようと日々研究開発を進めています。

 例えば、「遠隔教室」を実現するソリューションはいかがでしょう。プロジェクションマッピングの技術を活用して、教室と遠くの場所をつなぎます。それは、単なる動画中継やテレビ会議と違って、壁面を大きく立体的に使って映像を投影するので、遠くにいる人が距離を越えてすぐそこにいるかのような臨場感を生み出すことができます。これは、

  • 遠隔地の専門家(農家や職人など)を先生に体験型授業
  • 企業の工場とつないで、子供たちの社会科見学
  • 海外の学校とつないで、外国の子どもたちと国際交流

といった新しいコミュニケーションが、新しい“学び”を実現します。

 教育現場以外でも応用が利きそうで、例えば、離れたオフィスを常時接続して、まるで一緒の職場で仕事をしているかのような環境をつくってコミュニケーションを図り、業務効率をアップさせたり、家庭では、離れて住んでいる家族のリビングをつなぐことで、同居しているような感覚を楽しんだり…
そのような日が来るのも遠くはないかもしれません。

 次回は愛媛県の取り組みをお届けする予定です。

(By NEC IT風土記編纂室 R)

産経デジタル SankeiBiz編集部
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