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NEC医療セミナー2019見どころ紹介

安全・安心・効率・公平な社会の実現を目指して
医療の未来とICT活用を考える

NECグループは、2019年2月15日(金)にNEC本社ビルで「NEC医療セミナー2019」を開催いたします。

今回NECでは、「医療の未来とICT活用を考える」をテーマに、AIやIoT、RPAといったICT技術を医療現場に取り入れた、先進の取り組み・ソリューションをご紹介します。また、当日は、倉敷中央病院 山形院長および、聖マリアンナ医科大学 明石理事長を講師としてお迎えし、ご講演頂きます。皆さまのご来場をお待ちしています。

ピックアップ展示

講演

今回のセミナーは「医療の未来とICT活用を考える」をテーマに、安全・安心・効率・公平で持続可能な医療サービスのために、何を考え何をすべきか、そして、ICTをどのように活用すべきかについて、以下のお二人にご講演いただきます。

「これからの医療の方向性を考える──AIとロボット時代を迎えて」

公益財団法人 大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院 院長
山形 専 氏

「ICTイノベーションで大学病院を変える」

学校法人 聖マリアンナ医科大学 理事長
明石 勝也 氏

ICTで支援する「医療従事者の働き方改革」
~医療スタッフの定型業務を自動化するデジタルレイバー『RPA』~

医療現場における働き方改革のカギは「医療の質の向上に資する時間の創出」

医療現場における働き方改革の方向性を考える際には、「医療の質の向上」及び「医療現場の業務負担軽減」を両輪で進めていくことが不可欠です。そこで、現在注目されているのが、これまで人間が行ってきた定型的なパソコン操作などをソフトウェアのロボットにより自動化する「RPA(Robotic Process Automation)」の活用です。

医師や看護師は、事務作業に勤務時間の一定割合を費やしています。また、多くの病院では、複数の病院情報システムや、学会等の様々なWebシステムへ情報登録も発生していると思います。こういった業務の中には、一定のルールで繰り返す・転記して手入力する、などの単純作業もあるのではないでしょうか。

RPAの活用で、こうした作業を効率化することが期待できます。それにより、医療の質の向上に資する、本質的な仕事に取り組む時間を創出します。
また、RPAであれば、複数システムを一本化するための大規模投資必要とせず、コストを押さえてシステム間連携作業を効率化・省力化できる可能性があることも大きなメリットです。

RPAが効果を発揮する「ワークシフト」と「トラブル防止」

NEC Software Robot Solution は、プログラミング不要のクライアント型RPAツールです。
これまで人が行ってきた定型的な単純作業をRPAに代行させることで、「ワークシフト」と「トラブル防止」が期待できます。

<ワークシフト効果>
  • 夜間・休日に行わなくてはならない定型業務の代行
  • 膨大な量の定型作業の代行
<トラブル防止効果>
  • 単純作業における抜け漏れなどの作業ミスの防止
  • データの改ざん防止
  • 人を介した転記やチェック作業をRPAで代行させることにより、
    要配慮個人情報を取り扱う医療現場における個人情報保護も期待できる。

上記のような効果を受けて、現在、病院においてもRPAの活用が進められています。
例えば、学会等のWebページへの症例登録など、電子カルテのデータを目視と手作業により転記するケースは、まさにRPAへのワークシフトが期待されるところです。

NECは、常に一歩先を見据え、多忙な医療従事者の負担を軽くし、そして、本来の診療や業務に集中できる環境を提供することを目指します。
ぜひ 医療従事者の働き方改革をご支援する「NEC Software Robot Solution」の展示にご注目ください。当日は、「NEC Software Robot Solution」と連携して業務を見える化し、手順書を自動生成することなどを可能にするオプションツール「WebSAM ITPO for RPA」もご紹介します。

NEC Software Robot Solutionイメージ
病院でRPA活用が期待できる業務例

ICTを活用し、レポート管理の在るべき姿の実現を目指す
~電子カルテで、重要レポート見落とし防止による医療の質の向上に取り組む~

未読/既読管理の一歩先、「未説明」を残さないために

近年、画像診断レポートや病理診断レポートの未読、重要情報の見落としにより、患者の治療が遅れてしまう事例が報告されています。

NECでは、レポートを既読とすることに留まらず、インフォームドコンセント、すなわち医師がレポートについて、内容を確認した上で患者に対する十分な説明を行ったか、というところまでサポートする「レポート確認説明管理機能」の開発に取り組んでいます。

また、複数の医師が関与するケースや担当医が変更になったケースなどでは、管理者による横断チェックが重要です。未読・未説明レポートを検査種横断で一括管理する機能や、進捗での絞込み検索機能により、管理者を支援します。

その他、レポート更新の見落とし防止機能やUIの工夫により、医師の負担を押さえつつ、医療の質を向上させる仕組みも盛り込んでいます。
本取り組みをご紹介するミニプレゼンや、電子カルテシステムの展示にご注目ください。

AIを活用して医療現場の改革を支える、先進の取り組み
~「デジタルホスピタル※」の実現に向けた医療法人社団KNIとNECによる共創~

※デジタルホスピタル:
様々なセンサーやAI技術により自動化された病院の概念。AIによって適切な診断や治療の提供が支援されることにより、医療の質の向上と業務の効率化が可能となる

ICTで実現する、医療の質向上と業務効率化の両立

超高齢社会に入っている現在、医療現場ではさまざまな課題を抱えています。
AIを活用して医療の質向上と業務効率化を目指す──医療法人社団KNIが目指す「デジタルホスピタル」の実現に向け、新たな取り組みが進んでいます。この取り組みの中から、患者の容体変化の予兆検知と看護記録業務支援の取り組みを紹介します。

患者の容体変化をAIで予兆検知

一つが、高齢者や脳卒中の入院患者における合併症のなかで、最もケア業務負荷増大に影響のある誤嚥性肺炎のハイリスク患者を、AI(異種混合学習)を用いて早期に抽出するというものです。これにより、看護師による該当患者への重点的な予防介入が可能となり、業務負荷を高めずに発症数を低減することができます。
2017年10月発表の不穏行動の予兆検知と合わせ、AIを活用した患者の容体変化の予兆検知の取り組みにより、患者の入院長期化の回避による早期社会復帰と、医療現場の負担軽減の両立に貢献を目指します。

長時間労働の主な要因である「記録」業務を支援するAI活用

次に、音声入力された看護師の発話情報を、AI(テキスト含意認識技術)で自動的に看護知識に基づき分類・構造化する取り組みです。記録業務の削減と整理された情報のリアルタイムな共有を可能にすることで、医療の質の向上と看護師の働き方改革、その両立を目指しています。

先進のAIを活用した医療現場の変革を、ぜひ会場で実感してください。

※デジタルホスピタル:
様々なセンサーやAI技術により自動化された病院の概念。AIによって適切な診断や治療の提供が支援されることにより、医療の質の向上と業務の効率化が可能となる

AIを活用した健康増進への取り組み
~将来の健康状態を可視化し、健康寿命を延伸~

「病気にならない」ために、人々の行動変容を促す

人々が活き活きと暮らすには、病気の治療はもちろんのこと、「病気にならない」ための取り組み、すなわち、病気になる前に対象者の行動変容を促すことが重要です。
「NEC健診結果予測シミュレーション」は、NECの最先端AI技術群「NEC the WISE」の1つである「異種混合学習技術」を活用し、そこから導き出された健診結果予測モデルを用いて開発したものです。具体的には、健康診断データ(体重、腹囲、血圧、糖代謝、脂質代謝など)や生活習慣データ(運動や食事、飲酒など)を基に分析することで、生活習慣病の判定に関係の深い9種類の検査値(*)を3年後まで予測します。また、対象者が生活習慣を見直した際の将来的な検査値のシミュレーションを行うことで、対象者の行動変容を促すことが可能です。

本セミナーでご講演頂く、倉敷中央病院様の予防医療プラザ(2019年6月にオープン予定)において、本シミュレーションを活用した健診結果の予測精度の向上に取り組む予定です。
当日は本シミュレーションのデモを展示いたします。AIを活用した新しい取り組みに、ぜひご注目ください。

*体重、腹囲、収縮期血圧、拡張期血圧、HbA1c、空腹時血糖、HDLコレステロール、TG、LDLコレステロール

「NEC 健診結果予測シミュレーション」の利用イメージ

このほかにもNECブースでは、健康・医療・介護などの現場に関わる方々の働き方改革や、患者・顧客へのサービス向上と充実に役立つシステム、ソリューションをご紹介します。

本文ここまで。
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