地方創生現場を徹底取材「IT風土記」
山形発、地域産業の情報発信を支えるITとは?
2016年02月22日
NECのおススメITソリューション|山形篇
山形を訪れる人を増やして、地域の活性化に貢献したい。地元商店街の魅力を発信するための仕組みや、山形の美しい風景を、映画・ドラマ・CM等のロケ地としてもっと使ってもらうための仕組み。ダイバーシティメディア様が手掛けられているプロジェクトからは、地域を愛する熱い想いが伝わってきます。
そこで、この地域の魅力を最大限に発揮を実現するプロジェクトにITを追加することでさらに地域活性化を進められないか?を考えてみました。例えば『ARソリューション』。ARとは「拡張現実」(Augmented Reality)のこと。
具体的な利用イメージは、スマートフォンにダウンロードしたARアプリを現地で起動させて、
- 対象店舗の看板にかざしてタップして電子クーポンの取得
- 対象店舗を回ってARスタンプラリー
- ロケ地現場で映画のどのシーンで使われたか等の動画や情報を表示
- 映画やCM作品の登場人物やキャラクターと並んで記念撮影
等が挙げられます。
お店を訪ねてくれる観光客や、ロケ地を見に来たファンにむけて、こうしたサービスを提供することで、おもてなしの意も込めて山形をさらに楽しんでいただけるようになるのでは?と思いました。
他にもその土地の懐かしい昔の風景、今は失われてしまった建物をARで表示できるようにしておけば、観光客だけでなく地域の記憶として地元の方も楽しめます。『ARソリューション』は現代だけでなく過去から未来へとつなぎ、観光客と地元の方をつなぐコミュニティ基盤として、地域活性化をお手伝いしていけるかもしれません。
(By NEC IT風土記編纂室 R)