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社会インフラとしてのネットワークを支える、NECの5G技術

2017年01月27日

 モバイルブロードバンドネットワークが世界人口の90%以上をカバーすると見込まれる2020年。あらゆるモノが無線でネットワークにつながるIoT(Internet of Things)が普及し、移動通信のトラフィック量は2010年と比較して1000倍以上に増大すると予測されています。こうした中、飛躍的に増大するトラフィックに対応し、さまざまな新しいサービスを実現するネットワークシステムとして研究開発が進められているのが、次世代無線通信規格である5G(5th Generation)です。

 今回は、5G実用化に向けて技術開発に取り組むNEC モバイルRAN事業部の渡辺事業部長に話を聞きました。

「社会インフラ」としてのネットワークを支えるのが5G技術

──IoT時代を迎え、モバイルネットワークの重要性がますます高まっていますね。

渡辺:
 2020年以降、IoTの活用により、いま話題となっている自動運転をはじめ、物流の最適化、インフラの監視、エネルギー配分の最適化、遠隔医療など、ネットワークを介したさまざまな新しいサービスの実現が見込まれています。それらのサービスを支えるネットワークは、その活用領域が拡大されることにより、電力や水道、ガスと同等の「社会インフラ」として、重要度が飛躍的に高まります。そのため、ネットワークには、高いユーザエクスペリエンスを、安定した品質で、しかも効率的に維持する仕組みが求められます。

NEC モバイルRAN事業部 事業部長 渡辺望

──その仕組みを実現するのが5Gですね。

渡辺:
 5Gの技術を使えば、10Gbpsを超えるような超高速通信や、遅延時間を大幅に短縮した超低遅延化などが実現でき、多種多様なニーズが時々刻々と変化していく環境においても、変化に合わせた最適な機能やリソースの配置が可能になります。例えば、膨大な数のセンサをIoT用の5G無線技術で仮想化ネットワークに収容し、リアルタイムに変化する交通や交差点、駐車場など各種のモビリティデータを収集すれば、より安全な交通制御サービスや、より効率的な流通管理サービスが実現できます。

 このように5G技術を使うことにより、交通システムの高度化が可能になり、自動車や物流などの分野において、これまで考えられなかったような革新的で多様なソリューションやサービスが提供できるようになります。まさに新たな社会価値の創造が可能になるのです。

5Gを通じて多彩な社会価値を創造

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