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2016年06月29日

地方創生現場を徹底取材「IT風土記」

和歌山発、始動した「ふるさとテレワーク」、白浜プロジェクトの成果と課題

NECのおススメITソリューション|和歌山篇

 猛烈に混み合う電車、渋滞でさっぱり動かない道路。
 毎日の通勤は、日本のビジネスマンにとって大変ストレスフルなもの。
 「テレワーク」という言葉に関心を持つ人は少なくないでしょう。

 自宅で、あるいはサテライトオフィスで、仕事ができたら……。
 通勤のストレスから解放され、業務のクオリティももっと上がるはず。
 うちの会社も早く導入して欲しい……。

 導入する企業にとって一番気になるところは、セキュリティ対策では。
 自宅やサテライトオフィスでのパソコンの使用は、様々なリスクが潜んでいます。
 例えば、自宅でふと目を離した隙に、小さなお子さんがパソコンを触ってしまう。
 あるいは、サテライトオフィスの共有パソコンで、誰かに勝手にファイルを見られてしまうという事も。

 そこで有効な対策として、パソコンへのログインを“顏認証”で行う「NeoFace Monitor」はいかがでしょうか。パソコンのカメラに顏を向けると自動でログイン、席を立つと自動でログアウト。これなら離席時にログアウトするのを忘れても、自分以外の誰かが誤って操作してしまうことを防止できます。席に戻った時も、いちいちパスワードを入力しなくてもサッとログインできてとても快適です。

 また、テレビ会議システムとプロジェクションマッピングの技術を活用し、離れた空間と空間を臨場感をもって接続する「SmoothSpace」もおすすめです。本社とサテライトオフィスを繋げば、一緒の職場で仕事をしているかのような環境を作れます。微妙なニュアンスは、メールや電話だけでは伝わりづらいもの。「ねえねえ、ここはどうしたら?」という具合に、相手がすぐそばにいる感覚で、豊かなコミュニケーションを実現、組織としての一体感の醸成、業務スピードの向上、知的創造の促進等が図れます。

 日本のビジネスマンが、通勤ラッシュを懐かしむ日はそう遠くないかもしれません。

 次回は沖縄県石垣市の取り組みをお届けする予定です。

(By NEC IT風土記編纂室 R)

産経デジタル SankeiBiz編集部
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