wisdom特別セミナー/オンライン開催
アフターコロナを生き抜くビジネスのヒント
~wisdom人気連載陣と考える世界動向と日本のこれから~
新型コロナウイルス感染症の流行が始まってから2年以上が経過しました。新たな変異株をはじめ、まだまだ予断を許さないものの、多くの国が「新型コロナウイルスとの共存」の中、社会・経済活動の正常化を模索しています。日本においても、ワクチン接種の普及や治療薬の開発、承認も進み、出口戦略の検討を行う時期が到来しつつあります。既にコロナ禍で、多くのことが様変わりしました。買い物、娯楽、地域コミュニティ、働き方や企業活動そのものも大きく変貌をとげています。果たしてアフターコロナではどのようなビジネスやライフスタイルが浸透していくのでしょうか。本ウェビナーではwisdomの人気連載著者が登壇。さまざまな講演を通して、アメリカ、中国、シンガポールといった世界の最前線の動向をお届けするとともに、日本や日本企業が進むべき道筋やコロナ後を見据えたビジネスのヒントについて考えます。
講演概要
日本・世界の街づくりの今とこれからインストールすべき考え方
日本では100年に一度の大開発が起こっている。また、世界の街づくりを見ると新たな取り組みが沢山起きている。サスティナブルやサーキュラーの考え方やエリアマネージメントや住民の巻き込みなど、まだまだ日本の街づくりでは実現できいないことも沢山ある。今後日本の街づくりは世界のアイディアを参考にすることでどのようにすべきなのか?インストールすべき具体的な考え方も含め、さまざまな視点から考えを共有したい。
「衣食足りた」中国は何を求めるか~これから歓迎されるもの、されないもの
中国における「ポストコロナ」とは、1978年に鄧小平によって始まり、40年以上続いてきた「成長がすべて」という改革開放の時代の完全な終わりを意味する。社会は確かに豊かになったが、都市化、成熟化が進み、成長は鈍化、「増えたパイの分け方」が焦点の時代にはいりつつある。そこでは「市場経済に対する寛容さ」が低下し、政府主導による秩序だった成長、結果としての公平な分配が重視され始めている。こうした状況は外資や中国の民営企業にとって決して追い風とはいえない。このような大きな転換点で、今後、中国の社会ではどのようなことが求められるのか、何が歓迎され、何は歓迎されないのか。時代の風向きにしたがって考えてみたい。
コロナ禍を超えて。変革する欧米小売業界
コロナ禍で10年分の変化が2ヶ月で起こったというEコマースへのシフトに続いて、リアル店舗でのデジタルトランスフォーメーションが進みつつある。コンタクトレスショッピングや食材を含めて宅配を求める消費者のニーズに対応するために、チェックアウトフリー、マイクロフルフィルメントセンター、ダークストア、BOPIS、リテールメディアなど、次々と新しいキーワードが生まれ、小売業態や運営、マーチャンダイジング、マーケティングの仕方が変わりつつある。欧米で今起こりつつある変革をリアルタイムに紹介し、背景にあるテクノロジーも含めて解説する。
アフターコロナにおける銀行の店舗戦略とデジタルバンキング
オンラインバンキング・モバイルバンキングの普及により、銀行は支店の役割についてさまざまな試行錯誤を行ってきた。COVID-19の影響で、銀行が従来から進めていた支店の変革や、デジタルバンキングへの取り組みはどのような状況になっているのか、海外の最新事例を交えながら解説する。